大規模改修工事の調査、実数積算ツール

  下地補修積算ソフト



下地補修工事の補修図面作成や実数積算の数量根拠を作成するソフトです。
補修工事の施工内容を入力することで補修図が作成され、同時に数量積算
も行ないます。数量明細、集計表は、Excelに出力されます。
CAD上で変更・削除・追加を行なうと連番が自動更新されます。
他のCADに比べ
3〜4倍の生産性を実現しました。



主な特徴  早い・綺麗・正確・楽  発注元・元受対策 
 @CADの劣化図形と数量明細データが連動
   ・劣化図形の変更、削除、追加を行いExcel に出力すれば明細、集計表が更新されます。

 A自動連番機能及び豊富な書込み文字を提供
   ・連番囲み図形
     □、○、△、菱形、六角形、指定なしをサポートしています。
    ・連番書込み文字
    連番の頭、後ろに英数字、記号を付けることができます。
    又、長さ、面積の積算数量を併記できます。

 Bマスター登録に計算機能あり
   ・浮きの場合
    u当りの穴数、ピン数を自動計算します。
   ・タイルの場合
    u当りのタイル枚数の設定ができます。


下地補修図面作成手順

T.TRSCADへトレースCAD図面、スキャナ、写真データを取りみます。


U.劣化を入力します。入力方法は、3通りできます。

  イ.調査図を見ながら直接入力する方法。           ハ.調査明細データをExcelに入力しておくことで、
  ロ.調査図をスキャンし、下敷きにして入力する方法。      より効率よく劣化の入力が可能になります。

                                                

 劣化入力イメージ     

V.結果をExcelに出力します。

 Excelイメージ 


機能概要

◆棟名、面名、部位名、補修コードごとに劣化図が入力できます。

◆補修コードの図形タイプは、面/線/シンボルで登録ができます。
  ・色分けは最大256色。
  ・面タイプはテクス掛け(斜線やハッチング、格子等)と塗り潰し表現。
  ・実線、点線、鎖線、1点鎖線、2点鎖線など線分を16パターンで表現。
  ・連番表記も可能。連番囲み図形として四角、丸、三角、菱形、六角形に対応。
   さらに囲み図形の縦横比を指定可能。
  ・項目ごとに複数の計算式を選択、登録可能。
   (モルタル浮きのu数あたりの樹脂注入の穴数を計算する場合等に登録)
  ・凡例パターンは自動で作成。

◆登録できる補修コードは、100,000種類。

◆発注元、元請ごとに補修コード、凡例を管理運用できます。

◆停電、不慮のシステムダウンには、再作画機能により直前まで復元可能です。

◆補修明細データ編集機能により、誤って別名で入力した補修コードを簡単に再編集できます。

◆複写作図、引出し線機能    複写作図、引出し線イメージ 

◆タイル枚数積算機能

タイル割りされた図面上でひび割れを作図すると、ひび割れ長さ、タイル枚数 を算出できます

 タイル軌跡イメージ1        タイル軌跡イメージ2 


サンプル 画像をクリックすると鮮明な図面(PDFファイル)が表示されます。

Excelに出力された明細をCADに貼り付けて出力した例です。

 劣化図サンプル1      劣化図サンプル2 

●KR for winを使用して写真又は、スキャナデータの歪みを補正。写真又は、スキャナデータをTRSCADで
 原寸に設定することで、図面として利用でき ます。目視調査で外観のひび割れ状況をプレゼンできます。
 スキャナデータを利用する場合は、CAD図面 を作成する手間を省くことができます。

       写真を使用した場合             スキャナデータ(手書き図面)を使用した場合
 劣化図サンプル3      劣化図サンプル4 

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